きょうのオーバーホール ~18トーナメント~

スピニングリール

2020.11.25

巻き心地が悪い、ゴリゴリするという症状でSLPに届いた18トーナメント ISO 競技 LBDのオーバーホールをご紹介。


レバーブレーキリールは構造が複雑


力強さとスピーディーなレスポンス、快適な操作性が武器である本アイテムとしては、本来の性能を発揮できていない状態ですね。


さっそくオーバーホールを開始。分解していくとパーツはこんな感じです。



こちらのトーナメントISOはレバーブレーキリールであり、ダイワスピニングリールのなかでも部品数が多いシリーズ。当然、部品数が多いほどリールの構造は複雑になります。

パーツが多く複雑な構造をしているということは、より普段のメンテナンスが重要になってくるのがお分かりいただけるでしょうか。


今回のオーバーホールでは、ゴリ感の原因であったギアをはじめ、いくつかのパーツを新品と交換しました。



◆交換部品:ピニオンドライブギアセット、ウォームシャフト、ボールベアリング複数 他

◆交換部品代:¥13,500(税抜)

◆手数料:オーバーホールPコース¥4,000(税抜)

 


清掃・洗浄したパーツと新しいパーツを、グリスアップしつつ組み上げていきましょう。

クリアランスや不具合の解消を確認しながら何度か調整。作動チェックに問題がなければオーバーホール完了です。


それなりの数のパーツ交換が必要になった今回のオーバーホール。構造が複雑なリールほど、使用後のお手入れが大切です。ご自宅でのお手入れとあわせて、1~2年に一度はオーバーホールも活用しましょう。

 

SLPはダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワの釣り具の修理・メンテナンスはSLPが手掛けています。

 

また、SLPではメンテナンス会員サービス「SLP PLUS」を展開。

オーバーホールクーポンや完了メールをはじめ、今後さらに会員様限定のサービスを拡充予定です。この機会にぜひご登録ください!