きょうのオーバーホール

スピニングリール

2021.12.01


今回ご紹介するのは「シグナス2500H-LBD」のオーバーホールのご依頼です。

使用中に海水をかぶってしまったことがあり、そのころから回転にザラザラ感を覚えるようになったとのこと。


どうやらお預けいただく前に水で流していたようで、外観は問題なさそうです。ベールやローターの接続部分など、細かい部分もひどい塩ガミや汚れはありません。

しかし、分解しボディを開けてみるとご覧の通り。



内部には大量の塩分が残留しており、お客様のおっしゃる通り、使用中に海水をかぶってしまったことが窺えます。ただ、ほとんどの部品は洗浄をすれば使用可能な状態でした。

 

点検したところ、交換部品は以下の2点。現品状態から、Pコースでオーバーホールを行います。


◆交換部品:メインシャフト、ボールベアリング

◆交換部品代:¥1,600(税込¥1,760)

◆手数料:オーバーホールPコース ¥4,000(税込¥4,400)

 

塩分まみれだったパーツをきれいに洗浄し、調整しつつ組み上げたあと、仕上げ用クロスで拭けば作業は完了です。



気密性の高いスピニングリールは、水をかぶっている状態でハンドルが回ると、リール内部に水を引き込んでしまいます。その結果、今回のように内部に塩分が残留してしまうことをはじめ、さまざまな不具合につながる可能性があります。

使用中はもちろん、使用後のシャワー洗浄の際にもハンドルが回らないように注意しましょう。


一方、構造の異なるベイトリールには水抜き穴があるため、ハンドルを回しながら洗浄するのがおすすめです。積極的に内部に水を入れて洗いましょう。


もしも「海水をかぶってしまった」「内部に浸水してしまったかもしれない」というときは、すぐに真水で洗い流し、なるべく早くSLPへお預けください。

 

SLPはダイワのアフターサービスセンター。

ダイワの釣り具の修理・メンテナンスはSLPが手掛けています。

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