リールのボールベアリング! 注油は必要なの?

2019.09.04


道具にこだわりのある方ほど、「リールを自分好みにカスタムしたい」「メンテナンスも細かくやりたい」と考えるようです。

ただ、そんなときに悩まれる方が多いのが注油の問題……


そこでこちらのコラムでは、リールのボールベアリングへの注油について取り上げたいと思います。


ボールベアリングのメンテや内部への注油は必要……?


リールのカスタムやメンテナンスにこだわる方のなかには、その一環としてボールベアリングの追加やメンテナンスを考える方が少なからずいらっしゃるのでしょう。


そのため、「追加や交換するなら注油もしたい」と考える方からのお問い合わせが多くあります。さらには「もっと回転を良くするためにボールベアリング内部にも注油したい。何を使えば良い?」という旨のお問い合わせも……


お客様が分解・注油できる箇所はベイトリールのスプール部分と、スピニングリールのハンドルノブ部分のみです。主にこの箇所のボールベアリングへの注油について、以下で解説していきます^^


ボールベアリングへの正しい注油とは


ボールベアリング内部に「追い注油」をすれば、より回転性能が良くなるとお考えの方がいらっしゃるようですね。しかし、より良くなるというよりは、「消耗したものに注油して、性能の回復をはかる」と考えたほうが良いでしょう。


特にベイトリールのスプールボールベアリングは粘性の低いオイルを使用しているため、オイル切れしやすく注油は必須です。注油をしない場合、ボールベアリングの寿命が短くなってしまいます。


ただし、注油のしすぎは逆効果! 油膜によりスプールフリーの性能が悪くなるので、ご注意ください。釣行ごとやメンテナンスの際など、適宜注油していただくのがおすすめです。

注油の際にはボールベアリング内部にゴミが入り込まないよう、付着したゴミを取り除くことも忘れずに。


ご自身でボールベアリングに注油するときは、ダイワ純正のものをご使用ください。REVボールベアリング用オイル/フィネスルーブ

基本的にはREVボールベアリング用オイルで充分です。フィネスループはベイトフィネスリールへの注油に最適ですが、粘度が低いため注油頻度を高くする必要があります。

また、マグシールドBB搭載箇所には、マグオイルへの干渉の恐れがあるため注油はしないようにしましょう!


あまりにも回転不良がひどい、スプールやハンドルを回したときの音が大き過ぎるといった場合は、ボールベアリングの寿命かもしれません。

使用環境や使用頻度、消耗具合にもよるので一概に何年で交換とは言えませんが、ご自宅でのメンテナンスで改善されないときは交換のタイミングの可能性があります。オーバーホール、もしくはパーツ交換をご検討ください。


SLPは、ダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワの釣り具の修理・メンテナンスはもちろん、パーツの取扱いも行っています!

プロのオーバーホールを受けるのも良いですが、ご自身で愛機をメンテナンスされるのも良いですよね。ご希望のパーツの注文、またはオーバーホールのご依頼は、ダイワ製品お取扱店様へどうぞ^^