注目のIM Z! 正しいメンテナンス方法をご紹介

両軸・ベイトリール

2026.02.04

コネクティングリールとして注目のIM Zシリーズ。特別なメンテナンスサービスもあり、気になる方は多いでしょう。同時に「コネクティングリールのお手入れは普通のリールと同じで良いの?」と疑問に思う方も多いはずです。

そこで今回のコラムは、すでに持っているオーナー様もこれから欲しい人も知っておきたい、IM Zの正しいメンテナンス方法をご紹介します。

サイドプレートの水洗いは向きに注意

まずはリールメンテナンスの基本、水洗いです。ドラグを締めこんでサイドプレート、スプール、ボディに分けて流水洗浄を行います。弱い水流で様々な角度から3分程度、クラッチのオンオフをしたりハンドルノブを回したりしながら、汚れや塩分を洗い流しましょう。温水の使用や水没させての洗浄は、不具合の原因となるのでおやめください。

ここまではほかのベイト・両軸リールと同じですが、IC部であるパーミング側のサイドプレートだけは注意が必要です! 基本的には外側から流水をかけて、強い水圧での洗浄は特に避けてください。内側の残留塩分や汚れも落とす必要がありますが、弱めの水圧で軽く洗い流します。シャワーを全開にしてザーッと流すのではなく、画像のようにちょろちょろと出るくらいがおすすめです。

洗浄後は作動部を動かしながらよく水を切り、ドラグを緩めて水抜き穴を下にした状態で風通しのいい日陰に保管し、完全に乾燥させましょう。パーミング側サイドプレートの洗浄以外は、通常のメンテナンスと同じ手順ですね。

注油は適量が原則!

流水洗浄したリールが乾いたら、続いては注油です。ご自身での注油は取扱説明書、およびIM Zポータルサイトの記載に従って行ってください。注油箇所は以下の通り。スプールボールベアリングのみオイル、それ以外はグリスを塗布します。

①スプールボールベアリング(オイル)

②ピニオン(グリス)

③ピニオンボールベアリング(グリス)

④スプールシャフト(グリス)

⑤ウォームシャフト(グリス)

⑥ハンドルノブ、クラッチ、ラインガイド(グリス)

注油は、適切な箇所に適量の塗布が原則です。大量に塗布すると逆に不具合を引き起こしてしまいます。

特にパーミング側サイドプレートのスプールボールベアリングへ注油する際は、ごく少量かつ周辺パーツに注意しましょう! ここはIM Zの心臓部とも言えるIC部分です。多量に塗布した油分がボールベアリング以外に付着してしまうと、電装パーツの破損につながります。ご自身で注油を行う場合は、くれぐれも慎重に!

また、リールはIM Zに限らず内部構造が複雑なため、こちらで紹介した以上に分解してお手入れを行うことはおやめください。

「コネクティングリールを自宅でお手入れするにはどうしたら良いのか?」という疑問にお答えして、IM Zの正しいメンテナンス方法についてご紹介しました。IC部であるパーミング側サイドプレートは、流水洗浄も注油も注意が必要なことがお分かりいただけたと思います。

ご自身でのお手入れが難しい場合はもちろん、しばらくご使用した後やシーズンオフなどには、定期的にプロのメンテナンスをご利用ください。

SLPはダイワのアフターサービスセンター。ダイワ製品の修理、メンテナンスはSLPが手掛けています。コネクティングリールのオーバーホール、オイルチェックもSLPだからこそ可能です! お気軽にお近くの釣り具販売店様へお預けください。

(当コラムの情報は更新時点のものです。公開後も情報の更新に努めておりますが、最新の情報と異なる場合があります。)

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