きょうの修理 ~LAZY~
ロッド2021.03.03
よくある「竿先が折れてしまった」というご依頼。今回はLAZYの修理です。
現品を拝見すると、画像のようにぽっきりと折れてしまっています。
カーボンロッドが折れた場合つなぐことは出来ません。そのため修理は折れた部分、つまり#1の交換作業になります。
まずは#1を新しい節に交換。
新品の#1に誘導ガイドを通して、位置を確認します。最後にトップガイドを接着して、作業は完了です!
◆交換部品:#1節、ガイド
◆交換部品代:¥2,250(税込¥2,475)(免責保証額)
◆手数料:なし(免責保証のため)
有効な免責保証書をお持ちだったため、免責保証で上記の費用になりました。
竿先が折れてしまうというのは、ロッドのトラブルとしてはよくあることです。
折れを防ぐために、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?
竿先が折れる主な原因は「糸がらみ」と「仕掛けの巻き込み」です。
ラインが穂先やガイドに絡んだ状態でキャストやシャクリを行ったり、浮やスナップ、ルアーがトップガイドに当たった状態からさらにリールを巻いたりすると、集中負荷がかかり破損に至ってしまいます。
使用中はラインが絡んでいないかをこまめにチェックし、リールの巻きすぎには十分注意しましょう。
SLPはダイワのアフターサービスセンターです。
ダイワの釣り具の修理・メンテナンスはSLPが手掛けています。
ご依頼の際は、お近くのダイワ製品お取扱店様からお預けください。
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