電動リールの糸巻き量……実はお問い合わせが多い?

電動リール

2019.08.21


ユーザーの皆様から受けるお問い合わせのなかで、実は電動リールの糸巻き量についての質問が多くあります。

それも推奨する規格の範囲外を巻きたい、という方が時々いらっしゃるご様子……本来推奨はできないのですが、こだわりを持つ方は多いようですね。


そこでこちらのコラムでは、ユーザー様にいただいたそんな質問から数件をピックアップ。簡単に皆様にもご紹介したいと思います^^

以下にコラム内でご紹介する電動リールの推奨号数と標準糸巻き量も掲載いたしますので、参考にしてみてください。



まずは15シーボーグ200Jに関するお問い合わせです。

「フロロ4号が170m巻けるのなら、ナイロン6号はどのくらい巻けますか?」というご質問。こちらに対する回答ですが、計算値ではおよそ120m巻けます。

同じく15シーボーグ200Jに関して、「PEライン1号は600m巻けますか?」というお問い合わせもいただきました。計算値では650mほど巻けることになるので、6・8ブレイドであればテンション次第で巻くことは可能です!


シーボーグに関するお問い合わせは多く、ほかには17シーボーグ800Jへのお問い合わせもいただいています。

「PE6号を800m巻くことは可能ですか?」という質問ですが、計算上では約730mのため800m巻くのは厳しいでしょう……残念ですがお客様のご希望には沿えなかったようです……


さて、どんどんいきましょう! もちろん、シーボーグだけでなくレオブリッツに関するお問い合わせもございます。

レオブリッツ200Jにナイロン6号を巻くのは無理なの?」という質問をいただきましたが、無理ではありません! 110mを糸長入力でご入力ください。

また、「17レオブリッツ200JはPE1号だと何m巻けるのか?」というお問い合わせも。計算値ですが、およそ640mは巻けます。


最後に再びシーボーグに関するご質問! 13シーボーグ150Jに対するお問い合わせもご紹介します。

「PE2号が200m巻けるのなら、1.5号ではどのくらい?」とのこと。こちら、300m巻けて、指定入力も可能です^^


このように、糸巻き量に関するお問い合わせは数多くいただいています。今回ご紹介したのはその一部ですが、皆様のお役に立つ情報はございましたか?

推奨する規格の範囲外ではありますが、度々お問い合わせがあるため、実際にお客様からいただいた質問をいくつかご紹介しました。


規格外の糸をリールに巻くこと自体は可能です。ただし、指定入力、糸長入力は基本的にできません。下巻き、引き出し入力での入力は、糸の太さによってできるものとできないものがあります。

また、号数は同じでも、メーカーによって実際の太さが異なるためご注意ください。入力できた場合も、誤差は大きくなるでしょう。


問題なくリールに巻くことができて快適にお使いいただけるのは、推奨する規格の範囲内の糸です。この点は、あらかじめご理解のうえご使用ください!


SLPは、ダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワの釣り具の修理・オーバーホールはSLPが手がけています。

電動リールをはじめ、ダイワ製品で何かお困りのことがありましたら、お近くの販売店様へお預けください。