きょうのオイルチェック ~キャタリナBJ~

両軸・ベイトリール

2022.06.15


2022年開始の新サービス「オイルチェック」


今回取り上げる「オイルチェック」は、2022年5月から始まったSLPの新しいメンテナンスサービスです。簡易注油と点検で、オーバーホールより手軽にリールの状態をチェックできます。

発表から間もないですがご好評をいただいており、ご依頼品のお預かりもだんだんと増えてきました。

 

そこで、コラムでも新たに「きょうのオイルチェック」シリーズを始めます!


分解してみると状態は良好!


「オイルチェックのみ」という内容で今回お預かりしたのは15キャタリナBJ200SHLです。特に気になる不具合はないとのこと。

「買ってからしばらく経つものの、初めてのメンテナンスなのでオイルチェックをお願いしたい」といったご依頼をいただきました。


 

サイドプレートを開けて内部を確認すると、目立った汚れや部品の消耗は見られません。作業はオイルチェックの範囲内で問題なさそうですね。

各部を点検しながら汚れや古いグリスを拭き取り、主要可動部に注油。組み直せば作業完了です!



グリスが少し硬くなり消耗が見られましたが、オイルチェックでは古いグリスは拭き取り、各所に注油をするのでご安心ください。ただし、オーバーホールと違い洗浄は行いません。洗浄もご希望の場合、オーバーホールをご依頼いただく必要があります。

 

部品には著しい摩耗や不具合などなく、今後も問題なく使える良好な状態でした。

取扱説明書に従ってメンテナンスしていただければ、キャタリナはまだまだ性能を発揮してくれるでしょう。


かかった費用としては、オイルチェックなのでもちろん手数料のみ。

さらに、今回はSLP PLUS会員様からのご依頼だったため、クーポン使用により手数料は10%OFFです。

 

◆手数料:¥2,673(税込) ※通常価格:¥2,970(税込)


修理やオーバーホールより手軽で、リールの状態確認のみを依頼できるのがオイルチェックの利点。現状、大きな問題はないことが分かって一安心ですね。

このように、オイルチェックはご購入や前回オーバーホールから1年以内のリール、あまり使用していないリールなどの状態確認に適しています。

 

とは言え、2022年5月に始まったばかりの新たなメンテナンスサービスです。よく知らないという方は多いかもしれません。

そんなときは、SLP PLUSチャンネルで公開しているオイルチェックの紹介動画をご覧ください。

 

SLPはダイワのアフターサービスセンター。

ダイワ製リールならオイルチェックはもちろん、オーバーホールや修理、純正カスタムも手掛けています。

お困りの際は、ぜひSLPにお預けください。