今回のコラムでは、20年以上前に発売された古いロッドの修理を取り上げました。

パーツには保有年限があるため、古いアイテムは修理不能になることが多くあります。そんな中で今回ご紹介するロッドは、ガイド交換の修理が可能であったケースです。

古いロッドのガイド割れは修理できる？

ご依頼はヘルバイパー270のガイド割れ。画像を確認すると、トップガイドのリングが割れているのが分かります。

このままでは使用できませんが、こちらのヘルバイパーは古い機種のためすでにパーツ在庫はございません。ガイドも取り扱いは終了しており本来は修理不能になるのですが、実は現行品でまったく同じ形状のガイドがあります。

現行品のガイドを使えば、なんと修理可能です。今回の修理費用は以下の通り。

◆交換部品：トップガイド（代用）

◆交換部品代：￥800（税込￥880）

◆手数料：￥2,500（税込￥2,750）

このように、古いアイテムでも代用品で修理ができる可能性がございます。現場の技術スタッフによると、ロッドのガイドは可能性が高い傾向にある、とのこと。

もちろん形状や現品状態によるため、すべてのロッドでこの作業が可能なわけではありません。代用品は現品合わせで確認する必要があるので、ご希望の場合はSLPへお預けください。

今回は無事にご愛用品を修理することができました。これでまたご使用いただけますね。

SLPはダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワ製品の修理・メンテナンスはSLPが担っています。

ご依頼の際は、お近くのダイワ製品お取扱店様、もしくはSLP直通サポートサービスをご利用ください。

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