ダイワ電動リールの保証基準って?

電動リール

2019.02.20


ダイワの電動リールには、お客様に安心してご購入、ご使用いただけるよう「保証書」がついています。

では、保証書の基準やその根拠、不備があった場合の対応などは皆様ご存知ですか?


ここでは、ダイワ電動リールの保証基準や、修理にお預けいただく際のポイントなどをご紹介。ぜひ参考にしてみてくださいね^^


電動リールの保証基準とは?


ダイワの電動リールには、保証基準があります。設定されている保証基準は「1年間」「200時間以内」「100km以内」。

ダイワの電動リールは使用時間と電動巻上げ距離を記録しており、前述した3つの条件のいずれかひとつに到達するまでを保証基準として定めています。

では、基準について詳しくみていきましょう^^


●1年間

ダイワ電動リールの保証期間は1年間です。


●200時間以内

前提として、ダイワの保証は一般的なユーザーの方を対象に設定されています。

乗合船の実釣時間はおおむね7時間。月2回(7時間×2回)で1年間使用したとして、合計の使用時間を計算してみましょう。


14時間×12ヶ月=168時間


毎月2回ずつご使用しても、保証基準まで残りが32時間です。これにより、1年間で基準の200時間を超えるためには、一般的な使用においても28回以上のご使用が必要であることが分かります。

一般的なユーザーを想定している保証としては、余裕のある設定と言えるでしょう。


●100km以内

水深100m未満の中小物釣りでは、1日の電動巻き上げ距離は3km程度です。

月2回のご使用で6kmの巻き上げとなり、この条件を当てはめると、1年間の総巻き上げ距離は以下の計算になります。


6km×12ヶ月=72km


保証基準の100kmまでは、まだまだ余裕がありますね^^

ただし、中深場専用としてやシャクリ続ける釣りにご使用されていると、1日の巻き上げ距離が多くなります。その場合、釣行回数にかかわらず保証範囲の100kmを早い段階で超えてしまうケースがあるため、ご注意ください。


上記のデータをもとに、保証基準を「1年間」「200時間」「100km」のいずれかひとつの条件に到達するまでと定めています。


通販で買ったら保証書が書かれてなかった!


「ネット通販で購入したから保証書がない/販売店名や購入日付が記入されてない……」「文字が訂正されてるんだけど……」など、保証書に不備がある場合、どうなるのでしょうか?


ネット通販で購入した製品に保証書が入っていなかったり未記入だったりした場合でも、お買い上げ明細や領収書など「お買い上げ日と販売店名」が証明できるものを添付していただければ問題ありません!

もし保証書の文字が訂正されていても、適正な複写文字であれば有効です。


ただし、保証基準の範囲内であっても保証書がない、未記入の保証書のみが添付されているといった場合は、「有償修理」となります!


通販でお買い上げの際は、明細や領収書などを大切に保管してください。販売店様でお買い上げの場合も、保証書の確認をおすすめします^^


SLPにお預けいただく際のポイント


万が一リールが故障してしまった場合には、SLPにて修理を承ります。

販売店様に製品とコード、保証書をご持参し、ご使用の電源についてと不具合現象、発生状況についてなるべく詳しくお伝えください^^


なお、落下や衝撃、水没などの外的要因、お手入れの不備、天変地異、経年劣化による故障、消耗品の交換、オーバーホール、および保証書を紛失した場合などは無料修理の対象外です。くれぐれもお気を付けください。


SLPは、ダイワのアフターサービスセンターです。

電動リールの修理をはじめ、ダイワの釣り具の修理・オーバーホールはSLPが手掛けています!

お気軽に販売店様にお預けください^^



(当コラムの情報は更新時点のものです。公開後も情報の更新に努めておりますが、最新の情報と異なる場合があります。)