ウェアがベタつく、ブーツに白い粉……釣り用品の劣化とは?

2019.06.05


ダイワ製品といえばリールやロッドのみならず、ウェアやブーツ、バッグ、クーラーボックスなどの釣り用品も数多くあります。


用品といっても多種多様で、使用されている素材もバラバラ……そして、釣り具と同様、それぞれの素材に合わせたメンテナンスが必要なのです。

ここでは、釣り用品の素材ごとに起こる劣化トラブルと、長く使うためのお手入れ方法についてご紹介します^^


製品の生地がベタつく、ボロボロになる……


ウェアやバッグ、シューズなどのアパレル製品を使い続けるうちに、生地がベタついたりボロボロになったりしてしまった経験、皆様はありませんか? 実はこれ、「加水分解」という現象です。


製品に使用されているポリウレタンなどが水分と反応し、シューズのソールがボロボロになって剥がれたり、バッグやウェアの生地がベタついたりといった現象が発生します。釣り用品に限らず、スニーカーの靴底が割れたりボロボロになったりするのと同じように、この現象は経年劣化であり避けられません。

また、紫外線による劣化でも同じような現象が発生してしまいます。



これらの生地劣化を避けることはできませんが、リールやロッドと同じようにメンテナンスをすることで、劣化を遅らせることは可能です!


「加水分解」の原因は「水分と反応すること」。つまり、水に濡れたままの保管は避けるのが最善です。

釣行の際シューズやバッグ、ウェアの水濡れを防ぐことは難しいですが、日陰でしっかり乾燥させてから保管しましょう!


高温多湿を避け、直射日光や蛍光灯の光が当たらない、風通しの良い場所に保管するのがおすすめです^^


ステンレス鋼部品の錆……どうやって進行を遅らせる?


釣り具は海水域での使用が想定されるため、錆びにくいステンレス鋼を素材としている部品が多くあります。ただし、ステンレス鋼を使用しても錆を完全に防止することはできず、残念ながら一切錆びないステンレス鋼というものも存在しません……


海水や塩分が付着したままの状態というのは、当然ながら錆の進行を早めてしまいます。そこで、ご使用後はきちんとお手入れをしましょう^^


まずは真水での流水洗浄が第一です。このとき、製品によっては内部に水が浸入してしまうので、ご注意ください!

洗浄して塩分を除去したあとは、しっかり水を切って日陰で乾燥させます。保管場所は直射日光と蛍光灯の光が当たらない、風通しの良い場所が理想です。


釣り具にとって水と塩分、錆は切っても切り離せません。充分にメンテナンスしましょう!


ブーツに白い粉! これってなに?


ブーツを履き続けていると、次第に表面に白い粉状のものが発生する場合があります。これは一般的に「ブルーム現象」と呼ばれる現象で、製品の不具合ではありません。


耐オゾン性を目的として配合されている紫外線劣化防止剤などのワックス成分が、時間の経過とともに表面に浮き出てくることでこの現象が発生します。自動車のタイヤでも発生する現象です。


このブルーム現象では、ワックス成分がゴム表面の亀裂、劣化などを抑制する被膜の役目を果たします。よって、白い粉が付着していたとしても問題なくご使用いただけます^^

あまりにも目立って気になるという方は、ゴムブーツ専用のクリーナーをご使用ください。


このように釣り用品は、素材ごとに様々な経年劣化やトラブルが発生することがあります。しかし、リールやロッドと同じく、用品もメンテナンスによって長持ちさせることができるでしょう!

釣り具だけでなく、用品も大切にお手入れして、素敵なフィッシングライフをお過ごしください。


ブーツのソール交換(一部)やウェーダーのフェルト交換など、ダイワ製品のメンテナンスはSLPが手掛けています! お気軽に販売店様にお預けください^^