きょうの修理 ~紅牙IC~
両軸・ベイトリール2020.07.22
バッテリーキャップの取付依頼
本日は「紅牙IC 100P-RM」のバッテリーキャップの取り付けのご依頼。
勘違いしている方が多いかもしれない電池交換の方法についても、あわせてご紹介します。
こちらがご依頼のリール現品です。
電池交換か何かの際に紛失してしまったのか、見ての通りバッテリーキャップがなくなっています。
これを元通り取り付ければご依頼は完了。
かかった費用は以下の通りです。ご依頼のご参考になさってください^^
◆交換部品:バッテリーキャップ
◆交換部品代:¥900(税抜)
電池交換とキャップの向きに注意!
デザインの変化もさることながら、前モデルとの最も大きな違いは電池交換が簡単にできることです!
しかし簡単とはいえ、きちんと取り付けができていないと接触不良を起こし通電が不安定になったり、使用中に外れてしまったりする可能性も……
交換方法は非常に簡単なのですが、バッテリーキャップの向きを勘違いしてしまっている方もいらっしゃるようなので、ここで改めて解説していきます。
まずはバッテリーキャップをOPEN方向に回して外し、古い電池と新しい電池を入れ換えたら閉めていきましょう。ここからがポイントです。
閉めるときはまずCLOSE側のバッテリーキャップの目印と、ケース内側の目印の位置を合わせてください。
OPEN側に回していき、上記画像の位置でキャップがカチッとはまる感触があるので、はまった状態で押し付けたままCLOSEの方向に回していきます。
バッテリーキャップの目印の位置を、次の画像のようにOPENとCLOSEの中間にある目印と合わせれば完了です。
よく勘違いされている方がいる、というのはバッテリーキャップを取り付けるときのこの目印の位置。
下記画像のように、CLOSEの位置にある状態は間違いです。一見、しっかり取り付けられているように見えるので勘違いしやすいのですが、先ほどの画像が正確な位置なので注意しましょう。
正確に取り付けられている場合、目印はCLOSEまで回らないようにできています。バッテリーキャップの向きも細い方と太い方を逆につけてしまう場合がありますが、その際も接触不良を起こす可能性があるため注意しましょう。
きちんとキャップを取り付ければ電池交換も完了です!
これでバッテリーキャップ取付けのご依頼、電池交換の方法ともにご紹介ができました。
今回ご紹介した内容を参考にして、電池交換や使用中のバッテリーキャップの紛失には十分気を付けましょう。
破損や紛失をしてしまった部品は販売店様でご購入・取り寄せができます。
ただし今回取り上げたバッテリーキャップをはじめ、中には修理専用部品としてパーツのみの購入ができないものも。
お客様ご自身での分解がかなわない箇所やパーツについては、アフターサービスセンター・SLPへお預けください。
(当コラムの情報は更新時点のものです。公開後も情報の更新に努めておりますが、最新の情報と異なる場合があります。)
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