ハンドルノブのカスタム交換やメンテの方法
その他2020.06.17
ハンドルノブは注油したりカスタムしたりと、ご自身で触れる機会の多い部分。ほかの部分と違い、分解される方もいらっしゃるでしょう。
ご使用後も流水で洗うだけでなく、しっかりメンテナンスをしたい方は多いはず。
そこで今回は、ハンドルノブの正しい分解・メンテナンスの方法と、カスタムの際の交換方法を解説します。
ハンドルノブのメンテナンス方法
1 マイナスドライバーを使用し、まずはハンドルキャップを取り外します。一部機種ではハンドルノブキャップ外し用ピンが必要です。
2 キャップを外すとハンドルノブのスクリューが見えます。これを反時計回りに回して緩めてください。
ネジロック剤がついているので、ネジやプラスマイナス穴を傷めないようサイズの合ったドライバーを使いましょう。
3 ハンドルノブをシャフトから引き抜きます。分解した状態がこちら。
4 分解したら、柔らかい布で汚れを拭き取ります。
その際、それぞれのパーツのチェックも忘れずに。錆びていたり消耗していたりした場合、販売店様でご購入、お取り寄せください。
5 パーツを綺麗にしたらあとは組み立てるだけ。シャフトに「リールガードグリス」を軽く吹きかけ、分解したとおりの順番で組み直します。
スクリューをしっかり締めたとき、ハンドルノブにガタがなく快適に回れば問題ありません。
6 最後にハンドルノブキャップを取り付けたら、メンテナンス作業完了!
ハンドルノブのメンテナンス方法は以上です。
お客様ご自身で分解できる範囲のため、難しい作業はほとんどいないはず。ただし、パーツの紛失や組み間違い、ケガなどには十分ご注意ください。
ハンドルノブの交換方法
続いてはノブを交換するときの方法をご紹介します。
1 まずは交換のためハンドルノブを分解します。分解方法は上記1~3のとおり。
2 分解したら、元通りの順番になるように取り付けたいハンドルノブを差し込みます。専用のカラーが必要な場合は、根元から調整ワッシャー、専用カラーの順番です。
ベアリングは斜めに入れると回転しなくなるため、注意しましょう。
3 メンテナンスの際と同じく、スクリューを締めてガタなくハンドル回転が快適なら大丈夫です。
4 もしも回転が重い場合は、調整ワッシャーを抜いてください。
ハンドルを回して最終確認ができれば、ハンドルノブの交換は完了です!
ノブのメンテナンスや交換において、SLPが推奨する方法をご紹介しました。これで、ご自身でのカスタムやご自宅での簡単なお手入れができますね。
加えて、定期的にSLPのオーバーホールも併せてご利用いただくと、より長く快適にお手持ちのリールをご愛用いただけるはずです^^
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