ライフジャケットは命綱! 着用・検査してますか?

その他

2018.11.28


ライフジャケットを着用しよう


皆様は釣行の際、ライフジャケット(自動膨脹式救命胴衣)をきちんと着用していますか? 面倒だったり邪魔だったりするかもしれませんが、安全のため必ず着用して、お持ちでない方はまずライフジャケットを購入しましょう。

ライフジャケットは、万が一のときに釣り人の命を守るアイテムです! 義務化されている船はもちろん、岸釣りであっても必ず着用を徹底してください。


ライフジャケットは自動膨脹式の場合、落水時にセンサーが水分を感知して膨脹します。ただし自動膨脹はあくまで補助的な機能のため、素早く安全を確保するには手動用作動索を引いて膨脹させるのが確実です。

ライフジャケットが膨脹することで、水面に頭部を浮かせることができます。


ちなみに、ライフジャケット非着用時の生存率が27%であるのに対し、着用時の生存率はなんと60%とおよそ2倍。安全面において大きく差があることが分かりますね。

ではライフジャケットを着用しているにもかかわらず、もしもボンベが作動しなかったら危険だとは思いませんか……?


参照元:国土交通省 ライフジャケットの着用義務拡大 - http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html


ボンベ交換と検査も重要!


製品にはもちろん万全を期していますが、もしものときのためには着用だけでなく検査も大切です!

ライフジャケットのカートリッジには使用期限があるため、膨脹検査やボンベ交換はしっかり行いましょう。万が一の際に作動しなければ命にかかわるかもしれません。ボンベ交換や膨脹検査は、おおよそ1年ごとに行うのがおすすめです。


ダイワのライフジャケットの膨脹検査は、SLPで受け付けております。

窓口はSLPですが、検査そのものは国土交通省の認可を受けている専門のメーカーで、厳しい環境と基準に基づいて行うためご安心ください。


通常のボンベ交換よりはお時間をいただきますが、事故のない楽しい釣行のために、ご自身の安全はばっちり確保しましょう!

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メンテと保管方法は?


ライフジャケットのメンテナンスにおいて、いかなる場合でも気室の水洗いは不可です。

ウォッシャブルタイプの製品のみカバーの手洗いが可能ですが、気室は外し、取扱説明書に従った方法で行ってください。その後は充分に乾燥させましょう。


自動膨脹式ライフジャケットは取扱説明書やHPのとおり、落水していなくても水を感知すると正常動作として膨脹することがあります。

多くのカートリッジ(センサー)は、ボンベに穴をあけるための針を作動させるスプリングのツメを、和紙で何重にも巻いて押さえる構造になっています。乾いた状態の和紙は強度が高いのですが、空気中の湿気や結露などの水分を吸収すると、脆くなった和紙が破れライフジャケットが膨脹する仕組みです。


上記の内容により、雨天時のご使用や湿気の多い状態での保管は、ライフジャケットの構造上どうしても自動膨脹が作動しやすくなります。しかしこれは、製品が救命具として正常に機能しているからであり、特性上避けられない現象であるとご理解ください。

そのため、保管前に充分に乾燥させたうえで、直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い日陰での保管をおすすめしています。


SLPはダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワ製品の修理・メンテナンス・検査はSLPが手がけています。

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