きょうの修理 ~込み調整~

ロッド

2023.03.15


ロッドの込みがゆるゆるに?


今回ご紹介するのは、ロッドの込み調整のご依頼です。

アイテムはリーオマスター真鯛SS-270・W。合わせが緩くなってしまったため、お預けいただきました。

 

さっそく節同士を合わせてみると、特に抵抗なくお互いするりと入り、ジョイント部分が完全に見えなくなってしまいます。それどころか節が固定できておらず軽い力でも簡単に抜けてしまう状態です。



さらにジョイント部分を確認すると、摩耗が進んでいる様子でした。

これではロッド本来の性能が発揮できません。そもそも、釣り自体が難しいでしょう。

もちろん簡単にはこのような状態になりませんが、長い期間をかけ使い込むことによって込みが緩むことがあります。

 

では、この状態になってしまうと、もう竿は買い替えないといけないのでしょうか?


SLPの込み調整サービス!


使えなくなってしまったかと思いきや、そんなことはありません。実はSLPでは、ロッドの込み調整サービスも行っております。

摩耗して細くなってしまったジョイント部分に補修処理を施せば、この通り。



◆手数料:¥2,000(税込¥2,200)

 

込みの状態が改善されて、節同士がしっかりと固定されるようになりました。ジョイント部分も見えていますね。

処理前の摩耗していた状態と処理後のジョイントを画像で比較すると、一目瞭然です。



これならアタリを逃さず、かかった際にきれいに曲がりますよね。込み調整後のこの竿で、本命の引きを味わっていただきたいものです。

「長く愛用した竿の込みが緩んでしまった」「今回のコラムほどではないけど、ちょっと込みが緩めで気になる」そんなときは、SLPへお預けください。SLPは、ダイワのアフターサービスセンターです。


また、「ロッドの込み」と言えば、SLP PLUSチャンネルには継竿の「コミ浅」に関する動画がございます。こちらもあわせてご覧ください。