ハンドル完全固着! ソルティガブラストを修理

2020.05.13

今回はなんと「ハンドルが完全に固着」したソルティガブラスト4500が到着!

当然、修理のご依頼です。どういう状態なのか、さっそく見ていきましょう。


ソルティガブラストのハンドル固着!


ハンドルが「完全固着」とのことですが、現品を拝見しないことには始まりません。

まずは分解する前に作動点検を試みるも、ハンドル部分はお客様のご申告通りまともに動かず断念。


一体このリールはどうしてしまったのかと中を開くと、なんとこれは…!

 


ギアの部分が大きく欠けてしまっています!

さらにギアには状態の良いグリスは残っておらず、外観からも分かるようにかなりの使い込み具合です。



こちらのソルティガブラストは、リールへかかる負荷が強い釣りに使用される機種です。当然ギアもそれを前提にとても強く作られているのですが、これには流石の担当技術者も開けてびっくり……


ギア破損の最も大きな原因は腐食でしょう。くわえて巻き上げの動作以外にも、外からの圧力や衝撃などが数多く重なったことが破損まで拍車をかけたと推測できます。


作業内容と修理結果は?


かなり使い込まれたこちらのリールですが、ギアが収まるボディ内部とまだ使える部品をきれいに洗浄していきます。


洗い終わったら新しいパーツとともに組み込み、最後に調整・検査をすれば完成です!

今回の交換部品や修理費用は以下のようになりました。

 

◆交換部品:ドライブギア、ピニオン、ボールベアリング複数

◆交換部品代:¥8,200(税抜)

◆手数料:回転部修理 ¥2,800(税抜)

 


回転関係の修理のため、お客様の当初のご予算よりは高額になってしまったようです。

今回のようにギアが欠けるようなケースは、あまりお見掛けしませんね。毎日様々なご依頼品が届く弊社ですが、その中でもインパクトが大きいものでした……


ソルティガブラスト4500は比較的古い機種のため、オーバーホールをしながらここまで使い込んできてくださったのでしょう。

 

SLPでは今回のリールのように、メンテナンスによって長く大切に使うことをおすすめしていますが、もちろん修理のご依頼も大歓迎です。古い機種だから、壊れてしまったからと諦めずに、まずは一度お預けください。

 

SLPはダイワのアフターサービスセンター。ダイワの釣り具のメンテナンス・修理はSLPが手掛けています。

ご依頼の際は、お近くのダイワ製品お取扱店様へお持ち込みください^^