密着、新人研修 スティーズCT SVTWのギアレシオチューン!

両軸・ベイトリール

2025.07.30

今回のコラムでは、なんと今年4月入社の新入社員が作業を担当! 19スティーズのギアレシオチューンを行う新人研修のご紹介です。さっそく新入社員の腕と作業風景を見ていきましょう。

ギア比の変更! リールは問題なし

どんな作業でもまずはリールの点検からスタート。基本を徹底していきます。ハンドル回転、クラッチ、スプールフリーなどをチェックし、異常がないことを確認しました。

続いてはギア交換のため、リールの分解です。展開図を見つつ、先輩社員に教えてもらいながら作業を進めます。

テキパキと手を動かしているこちらの新入社員、実を言うと配属先は「広報関連部署」です。技術関連部署への配属ではありませんが、SLPへ入社したからには修理メンテナンスの研修もしっかり受けています。入社4ヶ月配属3ヶ月、その研修成果を発揮するような手さばきですね。

今回はギア比8.1へのカスタムです。元の状態より巻き取りが速くなりますよ。研修内容であるギアレシオチューン以外に異常はないため、実際のご依頼だった場合は以下のような料金になります。

◆交換部品:ギアレシオチューン

◆交換部品代 :¥9,200(税込¥10,120)

先輩からの教育もバッチリ!

作業中には、技術に関すること以外も教わっています。システムの使い方や新しいパーツの出し方、データの処理方法など、業務上必要なことは様々です。技術スタッフは修理メンテナンスの技術習得向上だけでなく、これらの業務を日々こなしながらお客様のご依頼品を手掛けています。

今回の作業担当は技術スタッフではなく広報関連部署への配属ですが、それでもこれだけの作業ができるようにしっかり教育を受けました。この研修で習うことは、実際の広報業務や技術スタッフとの連携などに役立つでしょう。もちろん、技術課に配属の新人はさらに本格的で実務的な研修を受けますよ。

最後はリールを組み上げて調整点検を行い、先輩のチェックも通したら作業完了! お客様へのご返却を想定して、きれいな状態にすることも忘れません。

さて、自分でギア交換をした後は、外に出て実際に投げてみます。ハンドルを回してみて、元の状態より巻き取り速度が上がっているかどうか確認…… ギアレシオチューンの効果を実感できたようでした。

SLPはダイワのアフターサービスセンターです。修理メンテナンスはもちろん、純正カスタムサービスも承っていますよ。

しっかりと教育を受けたスタッフが皆様のご依頼品を手掛けます。メンテナンスやカスタムを検討している方は、ぜひSLPへお預けください!

(当コラムの情報は更新時点のものです。公開後も情報の更新に努めておりますが、最新の情報と異なる場合があります。)

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