ハンドルが外れた! 原因はナット折れ?
2020.08.05
ハンドルが外れてしまった状態で届いた15ソルティガ 35NH。
釣りの最中に外れて困ってしまったようなので、ご依頼通り取り付けていきましょう。
現品のハンドル部分にはハンドルを留めていたナットの頭がなくなり、軸のみが残っています。ナットが折れたことでハンドルが外れてしまったのでしょうね。
残っている軸を取り除き、新しいナットをしっかり締めて取り付けます。
◆交換部品:ハンドルSC
◆交換部品代:¥1,200(税抜)
◆手数料:¥1,500(税抜)
今回のご依頼品ですが、ハンドルをよく見ると傷のようなものがありました。
このことから、ハンドルナットの締めつけ過ぎによる破損だろうと推測できます。
15ソルティガの特徴として、ハンドルの長さをユーザー様ご自身で調整できる点が挙げられるでしょう。
この機能は非常に便利ですが、調整後は締めつけ過ぎないよう適度に締め込み、ハンドルロックスクリューで緩み止めを行わなければ、このようなトラブルになりかねません!
また、「ハンドルナットを締めれば締めるほど良い」と考えている方が大半だと思われますが、それは間違いです。
ネジ構造のため、締め込めばその分だけ圧力がかかり続け、金属疲労に繋がる可能性が高まります。緩まず使用できる適度な締め込みを意識しましょう。
もしも緩んできたと感じた際は、増し締めすることで長持ちさせることができます!
釣行そのものが台無しになってしまう可能性もあるため、ネジやナットの締め込み過ぎや緩みには十分注意してください。
さて、ご依頼品は新しい部品に交換し、作動検査をすれば作業終了です!
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