自分でできる! ベイトリールのメンテナンス方法とは?

両軸・ベイトリール

2018.12.12


リールは、定期的なオーバーホールをするのが理想的。ですが、釣行ごとにご自身でお手入れをすれば、さらに長持ちし快適に使えるでしょう。

今回は、自宅でできるベイトリールのメンテナンス方法をご紹介します^^


まずはシャワー洗浄!


ダイワのベイトリールには、シャワー洗浄の対応機種と非対応機種があります。

シャワー対応機種は、常温もしくは冷水での洗浄が可能! 非対応機種の場合は、濡らした布で拭き取りましょう。


まずはドラグ部への浸水を防ぐためスタードラグを締め込み、リール全体の汚れをシャワーでよく洗い流します。油分が溶け流れてしまうので、シャワーをお湯や温水にはしないでください。

リールからスプールを取り出して、ボディとサイドプレート、スプールに分け、それぞれのパーツを流水で洗います。スプールやレベルワインドの部分は塩分や汚れが残りやすいので、とくに念入りに流しましょう! ハンドルやクラッチレバーを動かしながら水をかけるのが理想的です。



洗い終わったらハンドルやクラッチなど可動部を動かしつつ、水気を切りながら、柔らかく乾燥した布で拭き取りましょう。

ただし、貫通シャフトタイプの機種は、スプールを外したままハンドルやクラッチを作動させると、ギヤが傷付いてしまいます。洗い流したり拭き取ったりする際には充分注意し、作動させながら水気を切るのは、組み直してからにしましょう。

あとはドラグを緩めて、風通しのいい日陰で充分乾燥させたら完了です!


水洗い以外のお掃除方法とは?


水洗いでは落ちない汚れがある、シャワー洗浄の非対応機種である場合は、柔らかい布で拭き取りましょう^^



スプールを取り外して、泥や塩分など汚れをよく拭き取ります。フレームの内側、スプールがはまる箇所は汚れが溜まりやすいので、特に念入りに!

レベルワインドやウォームシールド部も綺麗に拭き取りながら、ラインガイドにキズがないかもチェック。拭き取る際に、ウォーム部やフレーム内側に繊維が残ると、回転不具合が起こる可能性があるので気をつけましょう。


お手入れの仕上げは注油!


フレーム内部やマグシールド部の分解による注油は不具合を生じる恐れがありますが、簡単なメンテナンスならご自宅でも可能です。


まずスプールを取り外し、スプール外周部やサイドプレートの汚れを綺麗に拭き取ってください。スプールシャフトの両端とウォームシャフトにメンテナンスグリスを塗り、ハンドルノブの付け根にはリールガードグリスをひと吹き!

ご自宅でのお手入れなら、これだけでOKです。


 


リールは機種ごとに注油箇所が違います。ご自身でメンテナンスを行う際は、取扱説明書の内容に従ってください^^


SLPは、ダイワのアフターサービスセンターです。

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