きょうの修理 ~ランディングポール~

ロッド

2021.10.06


今回ご紹介するのは、コラムではあまり取り上げたことのないランディングポールの修理です。

 

堤防や磯場といった足場の高い切り立ったポイントで、かけた魚を安全に確実に取り込むための必須アイテム。釣り場によっては、ある意味でロッドやリール以上に重要かもしれません。


ただし、ロッドと同じく使用には注意が必要です。

取り込む際には必ず玉網を下に向けた状態で、その時伸ばしている一番太い節から順番に、まっすぐ収納しながら引き寄せてください。

細い節から先に仕舞ったり、逆に伸ばした状態で引き上げようとしたり、不用意に角度をつけて持ち上げたりすると、一部分に負荷が集中して折れてしまいます。

 

またランディングポールは、コンクリートや岩場など、固い地面や壁面によって傷がつきやすい場所で使用することが多いアイテムです。そういった傷も折れる原因になるので注意しましょう。

 


今回のご依頼品は#2節が折れてしまっており、#3節にも傷が入っていたためこれらを交換。修理の結果は下記のようになりました。

 

◆ランディングポール#2、#3

◆交換部品代:¥3,300(税込¥3,630)

◆手数料:なし


実際の釣行中は1匹ずつが大切な釣果になるため、つい焦ってしまうことがあるでしょう。しかし釣り具を破損してしまっては元も子もないですよね。

ランディングの際には冷静に、かつ正しい方法で釣り具を扱うようにしましょう。

 

SLPはダイワのアフターサービスセンターです。

ダイワの釣り具の修理・オーバーホールはSLPが手掛けています。リールやロッドに限らず、釣り用品の修理もお任せください。

しっかり修理・メンテナンスした道具で冷静にランディングできれば、目標の1匹は夢じゃないかもしれません!



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